今度はPCが不調で:ポリーニの平均律

私の食べ物の好みは自分でも驚くほど単純で、フライドチキンやハンバーガーを今でも好んで食べます。KFCのレッドホットチキンの今年最後の発売が終わってしまって、がっかりする一方、ハンバーガーショップのウェンディーズが12月いっぱいで営業を止めると報道されて以来、帰りの電車に向かう道すがらにあるウェンディーズの店は、今夜も多くの人が並んでいて素通りせざるを得ず、結局、家でうどんを食べてオシマイ。

その後、仕事の関係で撮って来たビデオのファイルをデスクトップパソコンのHDに移そうとして、とんでもないビックリ! パソコンのスイッチを入れても画面に一切表示が出ません。 パソコンのHDも動いている様子がなく、要はCPUが作動していない様子でした。パソコンの蓋を開けて中を覗いても配線の外れは見当たりませんでしたが、せっかく蓋を開けたのだからと思い、メモリーやボード等の差込みを少し入れ直して電源を入れたところ、やっと作動しました。今のところ順調に動いています。

01 一昨日、注文していたCD等が届き、その中にポリーニがピアノを弾いているバッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻があります。ポリーニ独特の音の溜めを感じますが、少し明るめの響きで淡々と弾き、やはり素敵な仕上がりになっています。多分、繰り返し聴くことでどんどん悦びが増して来るような演奏でしょう。それぞれの曲の特徴が伝わって来る感じです。

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キットで作った真空管アンプの改造

Pc190306 Klipschのスピーカーとの組み合わせで使い始めた真空管アンプですが、スピーカーの近くに行くと、「ブーン」というハム音が少し聴こえて来ます。このアンプを設計した人は、アンプの出力が小さいのでハム音の問題は無いと思って、整流回路のチョークコイルをケチって代わりに安い100Ωの抵抗器にしたのでしょうが、Klipschの古いモデルはとても効率が良くて、アンプの出力が小さくても大きな音で出て来るため、我が家では、ちょっと気になります。そこで今夕、仕事帰りに秋葉原に寄って、5H(ヘンリー)、150mA、直流抵抗115Ωなるチョークコイルを2千円ちょっとで買って来て、抵抗器に替えて付けました。途中、一度、270ボルトの直流に感電しました。ハハッ、痺れました。結果は良好、スピーカーに耳を近づけても、気になる様なハム音は出なくなりました。

写真の中で左手前に写っているのがチョークコイルです。シャーシにテープで仮止めしてあります。シャーシの左右の端に写っているのは、やはりテープで止められた鉛の板です。白く写っているのは、トランスの高圧端子をカバーしているテープです。

秋葉原に行き、欲しかった物を手にすると、この歳になっても、とっても幸せな気分になります。そんな時、ちょっと立ち寄る焼鳥屋があります。「鳥万」という店です。場所の割には値段が安く、しかも美味しいので、今日も寄りました。炭火ではなくガスで焼くのですが、焼き過ぎることなく柔らかく、微妙/絶妙なタイミングで焼いてくれます。肉が新鮮でないと出来ない芸当と思います。ちなみに、私はタレではなく、塩で焼き鳥を食べます。ところで、私が生まれ育った札幌では、焼き鳥に胡椒をかけるのですが、こちらでは唐辛子です。今日は、何もかけずに食べました、買って来たチョークコイルを見ながら...何だかアブナイ感じがしますね、自分でも気付いています。家人はもっと気付いています。

塩味と言えば、最近、冷凍ものですが、腰が強くて美味しい讃岐うどんが手に入るので、自分で汁を作って食べています。削り節(:鰹節ではありません)と塩と味醂、それとほんの少しの醤油だけで作ります。これに、生姜、長ネギ、天かす、白ゴマ、その他適当に野菜を加えて食べます。

こんなことを書きながら、マイルス・ディビスの「マイルス・イン・ザ・スカイ」のCDを聴いていました。電気ベースの延びのある低音や歯切れのいいドラムスの響き、シンバルらしい響き、ソロ楽器の定位や奥行き感を何となくチェックしていましたが、まあまあ自然な感じでいいと思います。部屋の内外から聴こえてくる音との違和感はありません。響きに特に安っぽさも無いように思います。音が変に薄っぺらい感じはありません。説明が難しいのですが、以上は自分の経験に基づく判断基準です。

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不在の後:ハイドンのハ長調のチェロ協奏曲

先週初めから、やっと時差ぼけが取れた感じで、調子が戻って来ました。海外出張の後は2週間以上苦しみます。でも、今後は多分海外出張はないと思うので、ほっとします。

2週間ほど家を空けて帰ってみると、中古で買ったオーディオ機器が不調になっていました。まず、TRIOのバリコン型のFMチューナーが音が細かく途切れるようになっていました。ちょっと迷った後、オークションで同様のものを入手しました。今のところ、作動良好ですが、いつまで持つやら。ついで、何と1階の居間で使っていたラックスマンのKMO-60の片チャンネルから、スイッチを入れた後少しの間、低音のノイズが強く出るようになりました。出力トランス等の劣化が原因だろうと思うのですが、とにかく大事なKlipschのスピーカーが壊れると大変なので、メインアンプを替えることにしました。2階の寝室で使っていた14GW8という真空管をプッシュプルで使ったメインアンプを持って来てしばらく使ってみましたが、スピーカーと微妙に合わない感じが気になったため、いろいろ探して同じ真空管をシンプルで使ったアンプのキットを買い、昨日製作しました。当初、4~5時間程度で作れるだろうと思っていたのですが、7時間ほど掛かりました。作る前や作っている時のわくわく感は、いつもながら最高です。配線ミスなく、すぐ作動しました。出力は2Wちょっとしか出ないのですが、歪が出ない範囲で、我が家では十分に大きな音を出せます。ACコンセントの極性を確認して、すっきりした音になる方にしました。

今回作ったキットのアンプは意外と優れものだったようです。低音の延びが素晴らしく、高音も不足なく出てきます。音の広がりも自然な感じです。多分、ダンピングファクターが低く、Klipschのスピーカーを鳴らすのに丁度良かったのではないかと思います。14GW8プッシュプルのアンプの方は、また2階に持って行ってLE-8Tを鳴らすの使います。予備の14GW8を20本既に持っているので、その点では安心して今後も真空管アンプを使うことが出来ます。

海外出張後、割りと繰り返し聴いたのは、ハイドンのハ長調のチェロ協奏曲です。我が家には、ロストロポーヴィチがブリトゥンの指揮で録音したLP(1)と自分で指揮して録音したLP(2)、それとデュ・プレが録音したLP(3)があり、今回(1)と(3)を聴きました。この曲はとてもスポーティーな部分があり、35年ほど前にヴィンシャーマンがドイツバッハゾリスデンを率いて来た時の演奏では、とても切れ味の良いチェロが、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。その時、カデンツァのところでオケの全員がチェロの音に神経を集中させて聴いている様は、我々聴衆をも演奏に参加させるような一体感と集中力を会場全体に与えるものでした。その強烈な印象を思い出しながら、今回LPを聴いていました。

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ジュネーブ、そして桂林へ:ベートヴェンのピアノソナタ第4番

P100002411月8日に日本を発ち、スイス・ジュネーブで9日から13日まで仕事。顔見知りの海外の人達に今までの協力に対するお礼と共に後任者を紹介し、暇乞い。寂しく思うと言ってくれた人もいました。私の他にも今回の会合をもって去ることになる人が若干名いて、互いに挨拶しながら、世代交代をちょっと感じました。いつの間にか、自分もそんな歳になってしまいました。左の写真は、14日の早朝に撮ったレマン湖の写真です。白鳥もいますが、写真には写っていません。ジュネーブには20回以上来たのに、一度も演奏会に行きませんでした。いつも仕事ばかりで、夜は会議の報告書作成をしていました。夕食は特別なものを食べたことはなく、比較的安いイタリア・レストランやビールを飲みにイングリッシュ・パブによく行きました。一人分のスパゲッティの量がとても多く、今回は一人分を同僚と分けてちょうど良く感じました。以前、よく一人で食べ切れたものと思います。実は、前回、一人で来た時、3日続けてスパゲッティを食べ、日本に帰ったら体重が増えていました。今回は、風邪気味で無理しなかったこともあり、体重は増えませんでした。帰る時には、ほぼ風邪も抜けていました。

P100001515日朝にいったん日本に帰った後、16日朝早く発って、今度は中国・桂林に行きました。予想に反し気温が低く、体調維持のためいろいろ着るものを持っていったのが役に立ちました。さすがに中華料理は全く違和感なく口に入ります。ちょっとだけ太りました。左の写真は、泊っていたホテルの近くのマーケット街の様子を撮ったものです。物価は日本に比べて低いですが、思ったほどではなく、ある意味で、それだけ日本に国を挙げて近づいて来ているという訳で、人口を考えると途轍もないパワーであると言えます。実際、街を歩いていて、勢いを感じました。ホテルや小さな店での接客も丁寧で、ホテルの部屋も、全く申し分なしでした。

18日に帰り、19日(金)は休暇をとり、4日続けて休みました。しかし、まだ疲れが残っています。でも、しっかり・ちゃっかり遊んでおり、中古ショップでちょっといいトランペットを見付けて買ったり...

家人がベートーヴェンのピアノ・ソナタ第4番の練習をしており、付き合って何種類かの録音を聴きました。ケンプ、バックハウス、リヒテル、ブレンデル...(他にも持っていますが、とりあえず、ここまで)。リヒテルはベーゼンドルファーを響かせ、バックハウスはすごく素っ気なく、ケンプはちょっとこじんまり。有名な超大家に比べブレンデルの2回目の全集録音は、これといった特徴がない分、聴く気を起させます。今は好みかどうか言えませんが、意外と聴いてみようという気になるところがあります。第1楽章に現れるアクセントのある音の扱いが、嫌味っぽさの有無に関係しているように思います。

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誕生日:C,S,N&Y「デジャブ・ライブ」

今日は誕生日でした、私の。父が亡くなった時の年齢を超えました。心臓の病気で入院していた父が発作を起こしたその夜、急いで病院に行った時、蘇生しようと数名の方々が努力していた最中でした。付き添っていた母と共に、その様子を祈りながら見ていました。私が、大学4年を終えて大学院に入る3月の終わりの日でした。父の写真は、今も窓の手前に飾ってあります。そばには、今年亡くなった義父の写真と、義父の母君、それと少し後ろに、義父が飼っていた”サブ”という名の犬の写真があります。この地で死にました。皆、写真になってしまいました。

先の金曜日に、久しぶりに銀座のH・・でCDを買いました。クロスビー、スティルス、ナッシュ、ヤングが集まって2006年に行ったコンサートの録音です。ナッシュは特徴のある高い声がもうだいぶ前から出なくなっていますが、声を小さくして何とか少し高い音を出しています。クロスビーは、意外なほど若い声を出していて、相変わらず歌が上手です。ヤングは元気! どうもこのコンサートはヤングの企画のようです。一番変わったのはスティルスです。もうだいぶ以前から低い方の声しか出なくなっていますが、ギターのスーパーテクニックも聴かれなくなっています。でも、独特の響きを聴かせるところもあり、この録音中の白眉ともいえるWooden Shipsでは、かなり盛り上がっています。変わったのは、演奏だけではありません。スティルスは以前から太り始めていたのですが、CD付属の小冊子の写真では、クロスビー以上に太って写っています。27年前にナッシュビルで、CSNのコンサートとYのソロ・コンサートに行った時のことを今でもよく覚えています。彼らに変化があったということは、私にも変化があったということでしょう。何年も前から自分の写真は出来るだけ撮らないようにしていますが、毎日周りの人達には見られている訳で...

1週間後にはジュネーブに1週間ほど出張することになっています。多分、これがジュネーブへの最後の出張となるでしょう。仕事で、この12年の間、ほとんど毎年1~2回行っていました。見慣れた街並みや、よく行ったレストランに”バイバイ”をかねて後任の人を連れて行こうと思っています。

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朝の電車・夜の電車:久しぶりのブラームスの交響曲第4番

通勤で片道1時間以上電車に乗っています。大抵は最初から座ることが出来ます。最近は、朝にコーヒーを飲まず、確信犯で居眠りをしています。起きている時は新聞を読んだり、英語の勉強をしたり。しかし、時々不愉快なことがあります。「お喋り」です。特に、朝は静かにして欲しいものですが、ずうっと二人で話し続けている連中がいます。毎回です。昨日の朝は、その片割れが私の前に座ったので、すぐに席を変えました。今朝は最初から車両を変えました。だんだん堪え性が無くなって来た気がします。

帰りの電車の中でも、よく寝ます。今日は、何度か隣の人に寄り掛かったみたいで、突いて起こされました。自分もしっかり”迷惑人間”をやっています。

さて、先日秋葉原に行って、12AU7という真空管を買って来ました。今は、ECC82という名称になっていますが。2階にあるプリアンプに使ったところ、透明感を持ちながら低音から高音までのバランスが良くなったように思います。スロヴァキア製の真空管です。この装置で、本当に久しぶりにブラームスの交響曲第4番を聴きました。演奏はカイルベルト指揮、ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団、LPです。第4楽章から、説得力とでもいうような強い印象を受けます。ちょっと苦手な楽章だったのですが、好きになりそうです。真空管とオルトフォンのカートリッジ2Mredのお蔭で、いい時間が持てました。居眠りしませんでした。

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バルトーク「弦楽四重奏曲第1番」:バルトーク弦楽四重奏団の最初の演奏録音で

最近休日に、車で10分ほどの所にあるラーメン屋によく行きます。鶏がらや豚骨でスープを作ったりはせず、チャーシューを作った醤油をタレとして、そこに麺のゆで汁をそのまま丼に入れるだけ(と思います)。これが意外と美味しいのです。もちろん、手間が掛かっていないので、値段も手ごろです。どんな醤油を使っているのかな、と思いながら食べていますが、我が家で使っているような溜り醤油ではなさそうです。独特の甘味というか、旨味があります。

8日(木)、台風が来た日に、家でラーメンのタレを作りました。醤油は、大手スーパーのプライベート・ブランドの安いものですが、普段刺身等に使っていて、美味しいと思っていたものです。ばら肉を、昆布、人参、生姜、ニンニク、長ネギ(青い部分)、それと玉葱を少し多めに使って、チャーシューを作った後に鍋に残った醤油がタレになります。このタレを使ったラーメンが案外と美味しく、どうもあの甘味は玉葱から出たもののように思いました。一つ気付いたのは、この醤油はアルコールを使っていないことです。それが何か影響しているのかもしれません。時間があると、こんな他愛もないことをしていますが、お蔭で包丁の使い方が上手くなったように思います。包丁の研ぎ方も、要領が少し分かって来たように思います。

さて、今日聴いたのは、バルトークの弦楽四重奏曲第1番です。バルトーク弦楽四重奏団の最初の演奏録音で聴きました。LPです。メロディやリズムが毅然としていて明瞭で、それでいて祈りを連想するフレーズもあります。この演奏は、血の温もりを感ずる、というような印象があり、とにかく好きで今まで何度も繰り返して聴いて来ました。私にとっては、この曲の代表盤です。

ジュリアード弦楽四重奏団のLPも聴いてみました。これも古いLPです。少し細身の響きで、しがらみのない、すっきりした演奏という個性を覚えます。繰り返し聴くと、「これもいいかな」と思ってしまいます。

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バグス・グループ:今日もアナログの音が好調です

2階の部屋ではエレキットのプリアンプを使っているのですが、時々左チャンネルから音が出なくなります。スイッチを入れなおしたりすると再び音が出て、その後は大抵は症状は出なくなるのですが、どうもいけません。そこで、数日前に真空管の1本を、ちょっと種類の違うもの(12AU7→12AX7)に替えたところ、今まで症状は出ていません。音も、よりクリヤーになったように思います。この状態で、昨晩、オルトフォンのカートリッジ、2Mredを使って”マイルス・デイビス/バグス・グループ・デラックス”のLPを聴いたところ、古いモノラル録音ながら、とても明瞭に、しかも立体的な感じで響いて来ました。あまりにいい音だったので、繰り返し聴いていたところ、家人が入って来て、「うるさい」と言って有無を言わせず、スイッチを切って行きました。することが無くなったので、そのまま寝て、今朝早く、とてもいい気持ちで目が覚めました。

2Mredというカートリッジは、針圧調整やヘッドシェルの重量に敏感ですが、うまく調整出きると、とてもいい音を出します。値段も安いので、今後長く重宝するように思います。

2009年10月10日

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え? こんな酷いノイズが!:今度の中古LPプレーヤー

今日、新しい(?)中古のLPプレーヤーが届きました。ターンテーブルはビクターのTT-71という古いクォーツロックのダイレクト・ドライブ型のもので、DENONのものと思われるとてもシンプルなトーンアームが付いています。アームの重しの部分を針圧が読み取れる範囲を超えて奥にずらしたイレギュラーな使い方になりますが、オルトフォンのSPU-GEを使うことが出来ます。音を出してすぐに”軽く浅い音”という印象を持ちましたが、前の時と同様にキャビネットに鉛の重しを載せたところ、いつもの音になりました。

YAMAHAのLPプレーヤーが不調になった後に使っていたのは、ビクターのTT-61というクォーツロックではないダイレクト・ドライブ型のターンテーブルと、ビクターのトーンアームを組み合わせたもので、ノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じさせるいいものでした。しかし、どうしてもターンテーブルの回転調整に神経質になってしまうので、クォーツロック型に替えた次第。もっとも、クォーツロック型でも微妙に回転が揺れるのですが、私の(鈍感な)耳では気が付かないので大丈夫です。

今度のLPプレーヤーもノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じるいいもの、と思ったところ、はっきりと感ずる低周波ノイズが聴こえて来ました。そのノイズは、回転に合わせてピッチが変わります。カートリッジを替えてもノイズが聴こえて来ます。キャビネットに耳を付けて聴いてみたところ、似たようなノイズは聴こえて来ません。ノイズは、針がLPの外周でも内周でも、どこにあっても聴こえて来ます。機械ノイズでも、電気ノイズでもなさそうです。はて?

ノイズを感じた時に聴いていたのは、カーリー・サイモンのLP、「トーチ」、26年前にアメリカで買ったものです。秋に向かって聴くには最高のアルバムの一つです。何故ノイズが聴こえるのか、不思議で不思議で...  そこで、まさかと思いながらLPを他のものと変えたところ...ノイズが消えました。ノイズの発生源はLPだったのです。26年間聴いて来て、今まで全然気が付きませんでした。想像を絶する(酷い)品質管理のレベルの下で作られたLPだったのです。恐らく、マスターをカットする際にノイズが入ったのだと思います。

この間不調になったYAMAHAのLPプレーヤー、YP-D9は、案外と回転系からのノイズの大きいところがありました。アンプのボリュームを上げると、「がさごそ」と聴こえていました。もしかすると、LPプレーヤーが替って機械系のノイズが少なくなったために、LP自体からのノイズに気が付いたのかもしれません。何とも、教訓めいた経験をしたと思う次第。

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今度はLPプレーヤーが故障

30年以上前に買ったLPプレーヤー、YAMAHAのYP-D9のターンテーブルの回転制御が効かなくなり、凄い勢いで回転するようになりました。下の蓋を開けて、半固定抵抗器を調整してみましたが変化がなく、どうやら、部品の故障の様です。トランジスター、抵抗器やコンデンサーは大概手に入るのですが、ICチップが手に入るかが問題です。いつか時間が取れて調べることが出来るようになるまで、当分の間は別のプレーヤーを使うことにしました。

このYAMAHAのLPプレーヤーはオルトフォンの自重の重いカートリッジ、SPU-GE用に使っていたのですが、以前中古で入手したビクターのプレーヤーのトーンアームが何とかSPU-GEにも使えるので、それを使うことにしました。このプレーヤーも、届いてすぐに回転がおかしくなりましたが、半固定抵抗器の調整だけで直すことが出来ました。ダイレクトドライブ型のターンテーブルは制御回路が付いていて、これが長年使っていると故障が発生するので、なかなかスリルがあります。

ところで、最近はヴェルディのオペラ「群盗」(山賊という訳にもなりますが)というのを聴いています。テノールはベルゴンツィです。輸入盤(LP)なので、英語訳の歌詞をところどころ辞書で単語を調べながら聴いています。どろどろした情感のこもった歌詞で、素晴らしい声の歌手がオーケストラをバックに歌う様を聴くことが出来るのも、なかなか贅沢なものです。

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