誕生日:C,S,N&Y「デジャブ・ライブ」

今日は誕生日でした、私の。父が亡くなった時の年齢を超えました。心臓の病気で入院していた父が発作を起こしたその夜、急いで病院に行った時、蘇生しようと数名の方々が努力していた最中でした。付き添っていた母と共に、その様子を祈りながら見ていました。私が、大学4年を終えて大学院に入る3月の終わりの日でした。父の写真は、今も窓の手前に飾ってあります。そばには、今年亡くなった義父の写真と、義父の母君、それと少し後ろに、義父が飼っていた”サブ”という名の犬の写真があります。この地で死にました。皆、写真になってしまいました。

先の金曜日に、久しぶりに銀座のH・・でCDを買いました。クロスビー、スティルス、ナッシュ、ヤングが集まって2006年に行ったコンサートの録音です。ナッシュは特徴のある高い声がもうだいぶ前から出なくなっていますが、声を小さくして何とか少し高い音を出しています。クロスビーは、意外なほど若い声を出していて、相変わらず歌が上手です。ヤングは元気! どうもこのコンサートはヤングの企画のようです。一番変わったのはスティルスです。もうだいぶ以前から低い方の声しか出なくなっていますが、ギターのスーパーテクニックも聴かれなくなっています。でも、独特の響きを聴かせるところもあり、この録音中の白眉ともいえるWooden Shipsでは、かなり盛り上がっています。変わったのは、演奏だけではありません。スティルスは以前から太り始めていたのですが、CD付属の小冊子の写真では、クロスビー以上に太って写っています。27年前にナッシュビルで、CSNのコンサートとYのソロ・コンサートに行った時のことを今でもよく覚えています。彼らに変化があったということは、私にも変化があったということでしょう。何年も前から自分の写真は出来るだけ撮らないようにしていますが、毎日周りの人達には見られている訳で...

1週間後にはジュネーブに1週間ほど出張することになっています。多分、これがジュネーブへの最後の出張となるでしょう。仕事で、この12年の間、ほとんど毎年1~2回行っていました。見慣れた街並みや、よく行ったレストランに”バイバイ”をかねて後任の人を連れて行こうと思っています。

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朝の電車・夜の電車:久しぶりのブラームスの交響曲第4番

通勤で片道1時間以上電車に乗っています。大抵は最初から座ることが出来ます。最近は、朝にコーヒーを飲まず、確信犯で居眠りをしています。起きている時は新聞を読んだり、英語の勉強をしたり。しかし、時々不愉快なことがあります。「お喋り」です。特に、朝は静かにして欲しいものですが、ずうっと二人で話し続けている連中がいます。毎回です。昨日の朝は、その片割れが私の前に座ったので、すぐに席を変えました。今朝は最初から車両を変えました。だんだん堪え性が無くなって来た気がします。

帰りの電車の中でも、よく寝ます。今日は、何度か隣の人に寄り掛かったみたいで、突いて起こされました。自分もしっかり”迷惑人間”をやっています。

さて、先日秋葉原に行って、12AU7という真空管を買って来ました。今は、ECC82という名称になっていますが。2階にあるプリアンプに使ったところ、透明感を持ちながら低音から高音までのバランスが良くなったように思います。スロヴァキア製の真空管です。この装置で、本当に久しぶりにブラームスの交響曲第4番を聴きました。演奏はカイルベルト指揮、ハンブルク国立フィルハーモニー管弦楽団、LPです。第4楽章から、説得力とでもいうような強い印象を受けます。ちょっと苦手な楽章だったのですが、好きになりそうです。真空管とオルトフォンのカートリッジ2Mredのお蔭で、いい時間が持てました。居眠りしませんでした。

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バルトーク「弦楽四重奏曲第1番」:バルトーク弦楽四重奏団の最初の演奏録音で

最近休日に、車で10分ほどの所にあるラーメン屋によく行きます。鶏がらや豚骨でスープを作ったりはせず、チャーシューを作った醤油をタレとして、そこに麺のゆで汁をそのまま丼に入れるだけ(と思います)。これが意外と美味しいのです。もちろん、手間が掛かっていないので、値段も手ごろです。どんな醤油を使っているのかな、と思いながら食べていますが、我が家で使っているような溜り醤油ではなさそうです。独特の甘味というか、旨味があります。

8日(木)、台風が来た日に、家でラーメンのタレを作りました。醤油は、大手スーパーのプライベート・ブランドの安いものですが、普段刺身等に使っていて、美味しいと思っていたものです。ばら肉を、昆布、人参、生姜、ニンニク、長ネギ(青い部分)、それと玉葱を少し多めに使って、チャーシューを作った後に鍋に残った醤油がタレになります。このタレを使ったラーメンが案外と美味しく、どうもあの甘味は玉葱から出たもののように思いました。一つ気付いたのは、この醤油はアルコールを使っていないことです。それが何か影響しているのかもしれません。時間があると、こんな他愛もないことをしていますが、お蔭で包丁の使い方が上手くなったように思います。包丁の研ぎ方も、要領が少し分かって来たように思います。

さて、今日聴いたのは、バルトークの弦楽四重奏曲第1番です。バルトーク弦楽四重奏団の最初の演奏録音で聴きました。LPです。メロディやリズムが毅然としていて明瞭で、それでいて祈りを連想するフレーズもあります。この演奏は、血の温もりを感ずる、というような印象があり、とにかく好きで今まで何度も繰り返して聴いて来ました。私にとっては、この曲の代表盤です。

ジュリアード弦楽四重奏団のLPも聴いてみました。これも古いLPです。少し細身の響きで、しがらみのない、すっきりした演奏という個性を覚えます。繰り返し聴くと、「これもいいかな」と思ってしまいます。

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バグス・グループ:今日もアナログの音が好調です

2階の部屋ではエレキットのプリアンプを使っているのですが、時々左チャンネルから音が出なくなります。スイッチを入れなおしたりすると再び音が出て、その後は大抵は症状は出なくなるのですが、どうもいけません。そこで、数日前に真空管の1本を、ちょっと種類の違うもの(12AU7→12AX7)に替えたところ、今まで症状は出ていません。音も、よりクリヤーになったように思います。この状態で、昨晩、オルトフォンのカートリッジ、2Mredを使って”マイルス・デイビス/バグス・グループ・デラックス”のLPを聴いたところ、古いモノラル録音ながら、とても明瞭に、しかも立体的な感じで響いて来ました。あまりにいい音だったので、繰り返し聴いていたところ、家人が入って来て、「うるさい」と言って有無を言わせず、スイッチを切って行きました。することが無くなったので、そのまま寝て、今朝早く、とてもいい気持ちで目が覚めました。

2Mredというカートリッジは、針圧調整やヘッドシェルの重量に敏感ですが、うまく調整出きると、とてもいい音を出します。値段も安いので、今後長く重宝するように思います。

2009年10月10日

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え? こんな酷いノイズが!:今度の中古LPプレーヤー

今日、新しい(?)中古のLPプレーヤーが届きました。ターンテーブルはビクターのTT-71という古いクォーツロックのダイレクト・ドライブ型のもので、DENONのものと思われるとてもシンプルなトーンアームが付いています。アームの重しの部分を針圧が読み取れる範囲を超えて奥にずらしたイレギュラーな使い方になりますが、オルトフォンのSPU-GEを使うことが出来ます。音を出してすぐに”軽く浅い音”という印象を持ちましたが、前の時と同様にキャビネットに鉛の重しを載せたところ、いつもの音になりました。

YAMAHAのLPプレーヤーが不調になった後に使っていたのは、ビクターのTT-61というクォーツロックではないダイレクト・ドライブ型のターンテーブルと、ビクターのトーンアームを組み合わせたもので、ノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じさせるいいものでした。しかし、どうしてもターンテーブルの回転調整に神経質になってしまうので、クォーツロック型に替えた次第。もっとも、クォーツロック型でも微妙に回転が揺れるのですが、私の(鈍感な)耳では気が付かないので大丈夫です。

今度のLPプレーヤーもノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じるいいもの、と思ったところ、はっきりと感ずる低周波ノイズが聴こえて来ました。そのノイズは、回転に合わせてピッチが変わります。カートリッジを替えてもノイズが聴こえて来ます。キャビネットに耳を付けて聴いてみたところ、似たようなノイズは聴こえて来ません。ノイズは、針がLPの外周でも内周でも、どこにあっても聴こえて来ます。機械ノイズでも、電気ノイズでもなさそうです。はて?

ノイズを感じた時に聴いていたのは、カーリー・サイモンのLP、「トーチ」、26年前にアメリカで買ったものです。秋に向かって聴くには最高のアルバムの一つです。何故ノイズが聴こえるのか、不思議で不思議で...  そこで、まさかと思いながらLPを他のものと変えたところ...ノイズが消えました。ノイズの発生源はLPだったのです。26年間聴いて来て、今まで全然気が付きませんでした。想像を絶する(酷い)品質管理のレベルの下で作られたLPだったのです。恐らく、マスターをカットする際にノイズが入ったのだと思います。

この間不調になったYAMAHAのLPプレーヤー、YP-D9は、案外と回転系からのノイズの大きいところがありました。アンプのボリュームを上げると、「がさごそ」と聴こえていました。もしかすると、LPプレーヤーが替って機械系のノイズが少なくなったために、LP自体からのノイズに気が付いたのかもしれません。何とも、教訓めいた経験をしたと思う次第。

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今度はLPプレーヤーが故障

30年以上前に買ったLPプレーヤー、YAMAHAのYP-D9のターンテーブルの回転制御が効かなくなり、凄い勢いで回転するようになりました。下の蓋を開けて、半固定抵抗器を調整してみましたが変化がなく、どうやら、部品の故障の様です。トランジスター、抵抗器やコンデンサーは大概手に入るのですが、ICチップが手に入るかが問題です。いつか時間が取れて調べることが出来るようになるまで、当分の間は別のプレーヤーを使うことにしました。

このYAMAHAのLPプレーヤーはオルトフォンの自重の重いカートリッジ、SPU-GE用に使っていたのですが、以前中古で入手したビクターのプレーヤーのトーンアームが何とかSPU-GEにも使えるので、それを使うことにしました。このプレーヤーも、届いてすぐに回転がおかしくなりましたが、半固定抵抗器の調整だけで直すことが出来ました。ダイレクトドライブ型のターンテーブルは制御回路が付いていて、これが長年使っていると故障が発生するので、なかなかスリルがあります。

ところで、最近はヴェルディのオペラ「群盗」(山賊という訳にもなりますが)というのを聴いています。テノールはベルゴンツィです。輸入盤(LP)なので、英語訳の歌詞をところどころ辞書で単語を調べながら聴いています。どろどろした情感のこもった歌詞で、素晴らしい声の歌手がオーケストラをバックに歌う様を聴くことが出来るのも、なかなか贅沢なものです。

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FMチューナーの故障、車の故障

1階のシステムで使っていたバリコン式の古いFMチューナー(TRIO KT-8000)が不調になり、以前使っていたシンセサイザー式のもの(KENWOOD KT-2020)と替えました。自分では直せそうにないのでKENWOODにKT-8000の修理が出来るか問いあわせたところ、部品があるかどうか分からないが、一度見せて欲しいとのことでした。確かに音が違いますが、修理に出すかどうか決心するまで、このままで行くことにしました。

修理に関する別な話ですが、キットで作ったアマチュア無線のトランシーバーの機能が不調だったので、自分で調べたところ、水晶発振子が不良のように推測出来たので、インターネット検索で調べて水晶発振子を取り寄せ、交換したところ...見事復活しました! こういう時は、本当に気持ちが良いものです。 でもまあ、この時は交換部品が入手出来てラッキーだったわけで、以前中古で買ったフルオートプレーヤー(LP用)が不調になった時は、原因と考えられる範囲の主要な部品で、交換部品が入手出来るものはすべて交換したのですが直らず、入手不能なICチップがどうも原因だったらしいということが分かって、結局諦めました。

修理といえば、1ヶ月少しまえ、週末に重宝して使っている我が家の軽自動車のトランスミッションがおかしくなり、昔世話になったことのある個人経営の修理工場に見てもらいました。時間が掛かるとのことで代車を出してもらって、週末等の休みは特に不自由しませんでした。結局、3週間ほどして直ったのですが、その修理工場では、修理代金を安くするため、比較的新しい中古の交換部品を探してくれ、この手の修理としては驚くほど安い修理代になりました。結構手間の掛かる作業だったと思うのですが、工賃もあまり多く取っているようでもなく、このような極めて良心的な仕事をする人のいることが、なんとも信じがたい不思議なことのように思われました。もちろん、車は順調に動いています。

Photo_3 追記:左の写真は、前のブログ記事に登場したマルケヴィッチのLPジャケットです。

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誰が演奏しているか、私には”絶対”当てられない演奏録音

今日、中古で見つけたブラームスの交響曲第1番の古いLPが届きました。1956~7年頃に録音したモノラル録音です。聴き始めてびっくりしました。悲痛なまでの極めて高い緊迫感を持って序奏が進み、ずうっとその緊張感を保ったまま、第1楽章が終わります。第2楽章の後、第3楽章でも同様の緊張感が現れ、そして再び序奏から始まる終楽章では、まるで曲全体がドイツオペラの一部ででもあるかのような深い響きを聴かせ、例の「歓喜の歌」似のところでも、決して急ぐことなく深い響きを維持しています。ところどころにデフォルメされた演出も顔を出しますが、決して嫌味には感じません...さて、指揮者は誰で、オケはどこでしょう?

全く予想していなかった演奏でした。マルケヴィッチがシンフォニー・オブ・ジ・エアを指揮したものです。久しぶりに、目の覚めるような演奏録音に出会いました。

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「ラズモフスキー第3番」ブダペスト弦楽四重奏団

遂に職場の人に新型インフルエンザに罹った人が出ました。同じ職場の他の人に症状の表れた人はいませんが、念のためマスクをしたり、会合への参加を見合わせたり、拡大防止処置をとりました。我が家では、家人が学校の教員なので、万一私達を経由して子ども達が感染することがないよう、家で家人とは顔を合わせないようにし、食事も別にする等のことを行っています。その結果、私は2階の部屋で閉じ籠って、もっぱら音楽やラジオ放送を聴いています。

他の人のブログで、メンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」をネヴィル・マリナーが指揮している演奏録音を紹介しているのを読み、そのLPが我が家にもあるので聴いてみました。ん~、やっぱりラインスドルフのものが私にはピッタリくることを、再確認することになった次第。

Photo_2 その後、久しぶりにベートーヴェンの弦楽四重奏曲第9番「ラズモフスキー第3番」をブダペスト弦楽四重奏団のステレオ録音で聴きました。音程が怪しかったり、ちょっとバタつくところはありますが、楽器間のバランスや、間の取り方、気合いの入れ具合など、私には如何にもこの曲を聴いたという充実感をもたらせてくれる演奏で、最初に聴きたくなるものです。私がまだ20才代の時に、初めてこの曲と演奏を彼らのこのLPで聴きました。その時は、芸達者なおじさん達が集まった味のある演奏、という印象をもったものです。今聴いてもその印象は変わりませんが、ただ、私は彼らをおじさん達とは言えない年齢になっています。最近、スピーカーケーブルやカートリッジを替えたせいか、衰え始めた私の耳にも四つの楽器がそれぞれよく聴こえてきました。ブダペスト弦楽四重奏団のステレオ録音のLPでベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲を持っているので、いつか聴いてみたくなりました。それも、繰り返して。そう遠くない将来、そんな贅沢な時間を持てそうに思います。

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ムードミュージックのLP

Beldenのケーブルを使うようになってから、スピーカーの音の不要な色づけが減り、1階のシステムも2階のシステムも、同様に素直な音になりました。そして、LPをかける時、オルトフォンのカートリッジの音が特に良くなりました。音の輪郭がはっきりし、生々しくなりました。1階の方はSPU-GEを使い、2階の方は、MM型のM2redを使っています。M2redは針圧による音バランスの変化が顕著で、適正針圧とされる1.8gのあたりに最適点があり、中高音がキツク響かないポイントを見つけるよう調整します。うまく調整できると、MC型のような輪郭のはっきりした素晴らしい音になります。

仕事上の付き合いをしていた方が9日にクモ膜下出血のため、急死しました。また寂しくなります。

Photo 急に思い立って”ムードミュージック”のLPを引っ張り出しました。アンドレ・コストラネッツ、フランク・チャックスフィールド、スタンリー・ブラック...懐かしい名前です。「いそしぎ」、「そして今は」、「ミシェル」...身体に沁み込んだこれらの演奏が、いきなり気持ちを40年以上前の、札幌にいた時にタイムスリップさせます。(LPジャケット写真の美人は、今頃...)

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«スピーカーケーブルを替えました