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やっぱり凄い!:クレンペラーの「時計」

01 今朝、職場に向かう電車の中で、ハイドンの交響曲第101番「時計」を聴きたくなり、夜帰って来てから、オットー・クレンペラー指揮、フィルハーモニア管弦楽団の古いLPを引っぱり出しました。このLP、後で買い直しましたが、最初の方がいい音です。バックハウスのベートーヴェンのピアノソナタの最初の録音(モノラル)でも、初期に出たLPの音が新鮮な音を出しています。

暗い感じの序奏、これだけ深い暗さは、この指揮者の心が感じているものでしょう。途中で切り替わって明るくなる感じ、有名な第2楽章の変奏が堂々と続くところ等々、古典らしい形式の美しさと、深い情感、なんと素晴らしいことでしょう。何度聴いたか分かりませんが、飽きることない、名演奏です。

今日、この曲に限らず、同じ曲に沢山の録音がありそれぞれ特徴があって素晴らしいですが、特に素晴らしい別格なものがあることを、改めて確認しました。

上記のクレンペラーのLPを最初に買った所は、札幌狸小路の4丁目にあったYAMAHAの店でした。もう30年以上前に移転してしまいました。LPのバーゲンセールをやっていて、その中にありました。当時私は中学生。クラシック音楽に興味を持ち、”何かいいことがあるだろう”と教養ある人の話を信じ、貪るようにいろんなことを探していた時期でした。今は、”いいこと”が何だったか、分かって来ました...確かにいい、但し、当時想像していたものとは大分違いますが。

左上の写真が、最初に買ったLPのジャケットのものです。EMIレーベルとコロンビアレーベルが一緒になっています。盤が少しうねっており、追従性の悪いピックアップ(カートリッジとトーンアーム)では、外周では飛んでしまうものでした。いつの間にかこの”うねり”は小さくなってしまいました。棚で他のLPの間で圧迫されている間に矯正されたのでしょうか。少し傷の音はしますが、とても新鮮ないい音です。

やっぱり、私は、新しい演奏を拒まないものの、気に入った演奏録音を、何度も何度も、繰り返し聴いて楽しむタイプのようです。このクレンペラーの「時計」は、本当にいい演奏です。日常の生活の中で、音楽を楽しむ貴重な時間に流すのに相応しい質を、持っていると思います。

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コメント

こんばんは。
クレンペラーのハイドン、聴いたことがなかったんですが、良さそうですね。
HMVで輸入盤3枚組が安く出るそうなので、早速注文しました。到着が楽しみです。
9月ぐらいになりそうなんですが。

投稿: mozart1889 | 2008年7月16日 (水) 20時54分

mozart1889さん

おはようございます。いつも貴兄のブログ、拝見しています。

クレンペラーのハイドンの交響曲CD3枚組、だいぶ前に入手しました。LPとは響きが違いますが、そちらの方も、繰り返し聴いて来ました。いつか、感想を書いて頂けることを楽しみにしています。
HABABI

投稿: HABABI | 2008年7月17日 (木) 06時17分

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