月曜朝に出発し、今日、日曜の朝に帰って来ました。丁度1週間の出張でした。行きは空港で買ったノイズキャンセラー機能付きのイヤフォンのおかげで少し眠れましたが、帰りは隣に座ったドイツ人が酔っぱらって機内で延々と仲間達と話していたたため、全く眠れませんでした。困ったものです。
機内の他、ホテルの部屋で、土曜日に撮った次男の出ているベートーヴェンの第9のビデオを毎日見ていました。思ったとおり、ビデオを見て、というより音楽を聴いて部屋ではよく眠れました。神経が適度に集中できて”ストン”と眠りに落ち、眠りについた直後に音楽が終わるので、眠りが浅くなった時に音で目が覚めることもありません。それにしても、しもたかフィルの方々やコーラスの方々と一緒に歌う機会を得た次男は、大変貴重な経験をさせてもらえたと思います。機会を与えてくださった方々に、心よりお礼申し上げる次第です。
帰りの飛行機に乗った日が、丁度、自分の誕生日でした。ジュネーブの空港でチェックインした時、窓口の女性に"Congratulation"と言われました。父が亡くなった時の歳と同じになりました。これから、我が家系の男の長生き記録に挑戦です。
私は決して英語は得意ではないので、会議の度に苦労します。単に音を聴き取るだけでなく、頭の中に如何に英語のロジック回路とメモリ領域を作るかが問題だろうと思うのです。この能力を高めようとして、以前、通勤途中の電車の中で英語のテープを聴きながら、声に出さないようにして、聴いたセンテンスをすぐ次々と口の中で話す練習をしたことがあります。この練習は、効果があったように思います。単語だけではなく、如何にセンテンスを一瞬記憶するかがポイントのようです。しかし、この力をキープしようとすると、私の場合は英語を聴きたくなくなるほど疲れます。確かに、バイリンガル状態の時は、頭の回転が良くなった気もするのですが、それは私の場合には火事場の○○力と同じ様な特別な”頑張り状態”のようです。老化が進み、健康にはあまり良くないように思います。若いうちに自然に身に付けると、無理がないのでしょうが。
今、ジュリーニ指揮、シカゴ交響楽団の演奏録音でムソルグスキーの「展覧会の絵」を聴いているのですが、バイリンガル状態の名残で、変に細かいところがよく聴こえて、指揮者の意図が見えるような感じさえします。この様な感覚が、日本での日常の生活の中で一日ごとに消えて行くのですが。
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