え? こんな酷いノイズが!:今度の中古LPプレーヤー

今日、新しい(?)中古のLPプレーヤーが届きました。ターンテーブルはビクターのTT-71という古いクォーツロックのダイレクト・ドライブ型のもので、DENONのものと思われるとてもシンプルなトーンアームが付いています。アームの重しの部分を針圧が読み取れる範囲を超えて奥にずらしたイレギュラーな使い方になりますが、オルトフォンのSPU-GEを使うことが出来ます。音を出してすぐに”軽く浅い音”という印象を持ちましたが、前の時と同様にキャビネットに鉛の重しを載せたところ、いつもの音になりました。

YAMAHAのLPプレーヤーが不調になった後に使っていたのは、ビクターのTT-61というクォーツロックではないダイレクト・ドライブ型のターンテーブルと、ビクターのトーンアームを組み合わせたもので、ノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じさせるいいものでした。しかし、どうしてもターンテーブルの回転調整に神経質になってしまうので、クォーツロック型に替えた次第。もっとも、クォーツロック型でも微妙に回転が揺れるのですが、私の(鈍感な)耳では気が付かないので大丈夫です。

今度のLPプレーヤーもノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じるいいもの、と思ったところ、はっきりと感ずる低周波ノイズが聴こえて来ました。そのノイズは、回転に合わせてピッチが変わります。カートリッジを替えてもノイズが聴こえて来ます。キャビネットに耳を付けて聴いてみたところ、似たようなノイズは聴こえて来ません。ノイズは、針がLPの外周でも内周でも、どこにあっても聴こえて来ます。機械ノイズでも、電気ノイズでもなさそうです。はて?

ノイズを感じた時に聴いていたのは、カーリー・サイモンのLP、「トーチ」、26年前にアメリカで買ったものです。秋に向かって聴くには最高のアルバムの一つです。何故ノイズが聴こえるのか、不思議で不思議で...  そこで、まさかと思いながらLPを他のものと変えたところ...ノイズが消えました。ノイズの発生源はLPだったのです。26年間聴いて来て、今まで全然気が付きませんでした。想像を絶する(酷い)品質管理のレベルの下で作られたLPだったのです。恐らく、マスターをカットする際にノイズが入ったのだと思います。

この間不調になったYAMAHAのLPプレーヤー、YP-D9は、案外と回転系からのノイズの大きいところがありました。アンプのボリュームを上げると、「がさごそ」と聴こえていました。もしかすると、LPプレーヤーが替って機械系のノイズが少なくなったために、LP自体からのノイズに気が付いたのかもしれません。何とも、教訓めいた経験をしたと思う次第。

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今度はLPプレーヤーが故障

30年以上前に買ったLPプレーヤー、YAMAHAのYP-D9のターンテーブルの回転制御が効かなくなり、凄い勢いで回転するようになりました。下の蓋を開けて、半固定抵抗器を調整してみましたが変化がなく、どうやら、部品の故障の様です。トランジスター、抵抗器やコンデンサーは大概手に入るのですが、ICチップが手に入るかが問題です。いつか時間が取れて調べることが出来るようになるまで、当分の間は別のプレーヤーを使うことにしました。

このYAMAHAのLPプレーヤーはオルトフォンの自重の重いカートリッジ、SPU-GE用に使っていたのですが、以前中古で入手したビクターのプレーヤーのトーンアームが何とかSPU-GEにも使えるので、それを使うことにしました。このプレーヤーも、届いてすぐに回転がおかしくなりましたが、半固定抵抗器の調整だけで直すことが出来ました。ダイレクトドライブ型のターンテーブルは制御回路が付いていて、これが長年使っていると故障が発生するので、なかなかスリルがあります。

ところで、最近はヴェルディのオペラ「群盗」(山賊という訳にもなりますが)というのを聴いています。テノールはベルゴンツィです。輸入盤(LP)なので、英語訳の歌詞をところどころ辞書で単語を調べながら聴いています。どろどろした情感のこもった歌詞で、素晴らしい声の歌手がオーケストラをバックに歌う様を聴くことが出来るのも、なかなか贅沢なものです。

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FMチューナーの故障、車の故障

1階のシステムで使っていたバリコン式の古いFMチューナー(TRIO KT-8000)が不調になり、以前使っていたシンセサイザー式のもの(KENWOOD KT-2020)と替えました。自分では直せそうにないのでKENWOODにKT-8000の修理が出来るか問いあわせたところ、部品があるかどうか分からないが、一度見せて欲しいとのことでした。確かに音が違いますが、修理に出すかどうか決心するまで、このままで行くことにしました。

修理に関する別な話ですが、キットで作ったアマチュア無線のトランシーバーの機能が不調だったので、自分で調べたところ、水晶発振子が不良のように推測出来たので、インターネット検索で調べて水晶発振子を取り寄せ、交換したところ...見事復活しました! こういう時は、本当に気持ちが良いものです。 でもまあ、この時は交換部品が入手出来てラッキーだったわけで、以前中古で買ったフルオートプレーヤー(LP用)が不調になった時は、原因と考えられる範囲の主要な部品で、交換部品が入手出来るものはすべて交換したのですが直らず、入手不能なICチップがどうも原因だったらしいということが分かって、結局諦めました。

修理といえば、1ヶ月少しまえ、週末に重宝して使っている我が家の軽自動車のトランスミッションがおかしくなり、昔世話になったことのある個人経営の修理工場に見てもらいました。時間が掛かるとのことで代車を出してもらって、週末等の休みは特に不自由しませんでした。結局、3週間ほどして直ったのですが、その修理工場では、修理代金を安くするため、比較的新しい中古の交換部品を探してくれ、この手の修理としては驚くほど安い修理代になりました。結構手間の掛かる作業だったと思うのですが、工賃もあまり多く取っているようでもなく、このような極めて良心的な仕事をする人のいることが、なんとも信じがたい不思議なことのように思われました。もちろん、車は順調に動いています。

Photo_3 追記:左の写真は、前のブログ記事に登場したマルケヴィッチのLPジャケットです。

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ムードミュージックのLP

Beldenのケーブルを使うようになってから、スピーカーの音の不要な色づけが減り、1階のシステムも2階のシステムも、同様に素直な音になりました。そして、LPをかける時、オルトフォンのカートリッジの音が特に良くなりました。音の輪郭がはっきりし、生々しくなりました。1階の方はSPU-GEを使い、2階の方は、MM型のM2redを使っています。M2redは針圧による音バランスの変化が顕著で、適正針圧とされる1.8gのあたりに最適点があり、中高音がキツク響かないポイントを見つけるよう調整します。うまく調整できると、MC型のような輪郭のはっきりした素晴らしい音になります。

仕事上の付き合いをしていた方が9日にクモ膜下出血のため、急死しました。また寂しくなります。

Photo 急に思い立って”ムードミュージック”のLPを引っ張り出しました。アンドレ・コストラネッツ、フランク・チャックスフィールド、スタンリー・ブラック...懐かしい名前です。「いそしぎ」、「そして今は」、「ミシェル」...身体に沁み込んだこれらの演奏が、いきなり気持ちを40年以上前の、札幌にいた時にタイムスリップさせます。(LPジャケット写真の美人は、今頃...)

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スピーカーケーブルを替えました

26年間使っていたスピーカーケーブルを昨日交換しました。今まで、ちょっと太めの銅線で、特別なものではなく、スピーカーケーブルとして普通に売っているものをずうっと使っていました。音のバランスが良く、何と言っても、いかにも特別な音という感じではなく耳に違和感のないのが気に入っていました。昨日から使っているのは、Belden(ベルデン)というメーカーの8470という番号の付いたスピーカーケーブルです。音のバランスは良好なままで、透明感が増しました。カートリッジを交換した際の音の変化が、よく分かるようになりました。音が良くなると、結構気分も良くなるものです。気持ちよく昼寝をしています。

先日、静内で食堂をやっているF君を訪問した際、プリアンプとメインアンプをつなぐケーブル用にと、ベルデンの2芯シールド線を貰いました。これを使ったところ、やはり透明感がよくなったのが切っ掛けで、今回スピーカーケーブルも取り換えた次第。なお、2芯シールド線の場合は、プラグ次第で、音が変わります。我が家では、金メッキのものはダメ。音のバランスが悪く、特に低音が弱くなります。メッキ無しがいいですが、これにも種類があって、それぞれ微妙に音が違うので厄介です。結局、1階の装置と2階の装置にそれぞれ異なるプラグを付けました。また、半田ごてを使うたびに火傷しています。

最近、朝のタイマー起動の目覚まし音楽を、MJQからセルジオ・メンデスとブラジル’66に代えました。マシュケナダを聴きながら起きるのもいいものです。

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スピーカーケーブル:友人からの久しぶりの電話

先週夜、友人から電話が掛かって来ました。小学校6年生の時からの友人ですが、この数年話しておらず、偶然ですが、数週間前から何となくこの友人のことを思い出していました。現在、北海道の静内町で食堂を経営していますが、かつてはオーディオ・ラボで働いていたこともある音楽とオーディオの愛好家です。静内で宮沢明子さんのコンサートがあった夜、演奏を終えた女史とマネジャー、それと友人と私の4人で食事をしたのも懐かしい思い出です。

さて、電話では家族の話の他は、オーディオのこと。BELDEN(ベルデン)のスピーカーケーブルがお奨めであるとこのこと。1m、600円です。ネットで調べてみると、長さの調整がポイントのようです。ケーブルを換えると確かに音が変わります。我が家では、精神衛生上のことを最優先して、量販店で普通に売っている少しだけ太めのスピーカーケーブルを使っていて、あまりいじらない様にしていますので、折角の紹介ですが、いつ試すことになるか不明です(F君、ゴメン)。私から、このブログのことを紹介しておきました。その時さっそく調べてくれて、確認してくれました。

F君のために、我が家のオーディオ装置の紹介をします。居間にはKlipschのCornWall(バスレフ型3-way)。ラックスのSQ38FDをプリアンプに使い、同じラックスのKMQ60のメインアンプに接続。LPプレーヤーは3台、(電話で話した)SME3009ⅡのアームはビクターのターンテーブルTT-81と一緒に使っており、カートリッジはSHUREのV15typeⅢかⅣを主に使用。昔からのYAMAHAのYP-D9にはオルトフォンのSPU-GEが(このカートリッジ、本当に長持ち)。DENONのフルオート・プレーヤDP-47Fには今はSHUREのM97xEを付けています(寝そうな時には、このプレーヤーを使用)。CDプレーヤーはパイオニアのDV-800AV(本当はこれDVDプレーヤー)。FMチューナーはTRIOのKT-8000(バリコン使用)。2階にはLE-8T(YAMAHAのトゥイーターを音をかなり絞って併用)。それと昔の2115用の箱を使ってFOSTEXのスピーカーを使った2-wayセット。エレキットのプリアンプTU-875とつい最近作ったザ・キット屋のSV-9tのメインアンプ(アキュフェーズのE-305Vはもちろん健在)。LPプレーヤーは2台。KENWOODのKP-1100に今はオーディオテクニカのAT-150を使用。他にDENONのフルオート・プレーヤDP-37Fに元から付いていたMMカートリッジを使用。CDプレーヤーはマランツのSA-8260とSA-8400(両方ともちょっと調子が良くない)。FMチューナーはやはりTRIOのバリコンを使ったもの(KT-7500)。

他にも中古で買ったアンプ(マランツ他)やスピーカー(ビクター他)があり、遊ぶのには事欠きません。演奏会には時々行きますが、次男の声楽(テノール)の発表会のようなものに行くことが多いです。4年ほど前、家内と一緒にウィーンに5日間行って来ました。メータとウィーン・フィル(「ジュピター」他)、ムーティとウィーン歌劇場(「フィガロの結婚」)に行きました。今は家内と二人暮らしです。

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書いても、しょうのないことではありますが...

今夜も家人に追い立てられるように2階に上がって来て、JBLのLE-8T(注 YAMAHAのトゥイーターを付けています)を(重し付きの)真空管アンプでドライブして音楽を聴いています。MJQのヨーロピアンコンサートのCDを聴きながらトゥイーターの音量レベルを調整しました。LE-8Tが今までで最高に良く鳴っています。本当にこの演奏録音は、名演奏・名録音だと思います。目の前で、素晴らしい音楽(Jazz)が演奏されています。こんな時、オーディオを趣味にしていて良かったとつくづく思います。

上記の装置で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲を聴いています。LPです。良い音で鳴っており、オーディオテクニカのVM型カートリッジが、こんなによく使えたのも初めてです。演奏はワルター・ヘンドル指揮シカゴ交響楽団のバック、ハイフェッツがヴァイオリンを弾いているものです。オケが、演奏精度や情感の点で必ずしもハイレベルではないため、もの足りない感じは残りますが、ハイフェッツのヴァイオリンは音自体に語らせるかのような厳しい姿勢を一貫して保っていて、それを実現する素晴らしいテクニックは尋常なものではありません。低弦の響かせ方はコーガンがブラームスで聴かせたのとは随分違います。いろいろ知ってみたいことが、まだまだ沢山あります。

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やっぱり”重し”

キットで作った真空管メインアンプSV-9tでLE-8Tを鳴らしていますが、結構いい音がしています。でも、まだ納得出来ない感じが残り、この数日いじっていましたが、結局”重し”を出力トランスの上にのせることで収まりそうです。低音の延び、透明感、全体の安定感、これらが”重し”をのせることで出て来ました。繊細な感じも出て来ました。だんだん音の感じがSQ38FDに似て来ました。誤解を恐れずに言うなら、”重さが似れば、音も似る”というところです。

100V電源のコンセントの向き(差しかた)の確認、それとプレーヤー、アンプ、それとスピーカーに重しをのせることで、随分音が変わり、自分の好みに近い音に持って行くことがある程度出来ると思います。

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アンプを替えたこと

数週間前、SQ38FDを使っていて少し音量を上げると音が歪むことに気付きました。以前、同様の症状が出た際には、最終段のバイアス電圧調整で何とか直ったのですが、今回はあまり変化がなく、それでTU-875とKMQ60の組み合わせを使うことにしました。特に問題なく、いい音でKlipschのスピーカーが鳴っていましたが、大事なSQ38FDがこのままでは勿体ないと思い、TU-875に替わってプリアンプとして使うことを思いついた次第です。幸い、SQ38FDにはPreoutの端子が付いており、直ぐプリアンプとして使うことが可能でした。今朝のブログの写真で、後ろに写っているのがそれらです。この写真の手前右に写っているエレキットのプリアンプTU-875用に、先日、安価なロシア製の真空管を買って来ました(国産の1/3以下の値段)。真空管を店で買うのは、40年ぶりです。

今、TU-875とSV-9tを2階の部屋に持って来て、LE-8Tを鳴らしています。電源コンセントの極性を試して、いい音になるようにしました。それまで使っていたアキュフェーズのE-305Vもいいアンプだと思いますが、真空管アンプに慣れた耳には、”自然な感じ”に違いを覚えます。音場がきっちりし過ぎている感じで、実際の響きとは異なる感じがします。音楽会などで目を閉じると、楽器が実際より近い位置に聴こえてくるのですが、その”変な”感じを真空管アンプの方がよく再現しているようです。この辺りは、慣れの問題もあると思います。

これで、私が休日に2階にいる時間が少し増え、その分、居間で家人がピアノを弾く時間が増えます。今回、真空管アンプを作るよう奨めたのは家人です。どうも、何か意図があったような気がします。

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SACDプレーヤー交代:パイオニアDV-800AV

次男にTV録画したDVDを送ったところ、PCのDVD再生ソフトがCPRM対応でないため、見ることが出来ないと言って来ました。調べて、CPRM対応のDVD再生ソフトを送りましたが、画像、音声共不安定とのこと。持っているテレビが外部入力対応とのことなので、私が使っているパイオニアDV-610AVを送ることにしました。そして、その代わりに...当然、同じメーカーのDV-800AVを自分の所で使うこととして注文し、既に届きました。価格は倍違います。3万円弱。全体に少し重くなり(さらに重しをケースの上に載せましたが)、電源コードが太く、接続端子は金メッキです。いつもの様に電源コンセントの極性を試して、いい感じの響きのする方にセットしました。奥行が出ます。とても僅かな違いですが800AVの方が透明感が増し、SACD再生における空気感が少しだけ増したような気がします。SACD再生におけるトレースの安定性は610AV同様、良好です。

01_2 今、音の違いの確認のために聴いているSACDは、マイルス・デイヴィスの”Kind of Blue”です。1959年3月、4月録音。ジャズ名盤中の名盤です。再生装置の性能に関係なく聴けてしまう演奏録音です。そばで鳴っていますが、目を閉じると、ちょっとした”クラブ”にいる雰囲気です。目を開けると、大きな食卓のある居間。ところが、スピーカーの方を振り向くと、途中にグランドピアノがあり、陰にあるステレオ装置は見えないものの、周辺の壁一面にCDやLPがあります。部屋を半々に使っています。居間で焼肉をするには、度胸が要ります。食卓のそばにソファーベッドがあり、夕食後しばらくして、ここで寝てしまうことがしばしばです。今夜は、私がこんなことをしているので、家人が占拠しそうです。

先ほどから聴いているSACD、ピアノの音が抜群にそれらしく聴こえて来ます。

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トランジスタ・アンプ、PM-88aSEについて

マランツのプリメイン・アンプ、PM-88aSEは数年前に中古で入手したものです。特徴は、トーン・コントロールがついていないこと、バランス・コントロールを飛び越すダイレクト接続が出来ること、終段にFETを使っていること、そしてA級動作とAB級動作の切り替えが出来ることです。いろいろ切り替えてみても、そう違いはないように思いましたが、A級動作よりAB級動作の方が音がはっきりするようなので、今はAB級にして使っています。真空管アンプの時は、ボワーとした響きの中でも音の芯の部分があるように感じたのですが、その感じが少し弱いようです。真空管は静電容量を有している感じで、それがオーディオ用としては有利な独特の響きを付加しているように思うのですが、トランジスタは特性にばらつきの多い抵抗器として、回路から補正を受けながら信号増幅をしている感じがします。補正を受けて、元々あったかもしれない信号中の良いところまで消されてしまっているのではないかと、想像します。常用のスピーカー、KlipschのCornWallは、大変な高効率で、広いダイナミックレンジを持ってクリアな音がしますので、アンプの違いがよく出るように思います。

昨日から聴いているシューベルトのピアノ・ソナタ全集のCDや、若い頃よく聴いたサイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」のLPを今朝聴きましたが、寝ぼけた頭には、少し物足りない響きでした。結局、真空管アンプに戻ってしまいそうです。SQ-38FDやKMQ-60の終段に使っている真空管はもうずうっと製造されておらず、オークションで中古が高額で取り引きされている状態ですので、いずれは別のアンプを(多分、キットで購入し製作して)使うことを計画しています。

以前使っていたアキュフェーズのE-305V(プリメイン・アンプ、終段はFET使用)は、2階の寝室でJBLのLE-8Tを鳴らすのに使っていています。広く低音から高音まで抑制の利いた感じがしていて、音の位置がはっきりします。真空管アンプのようなユニークなところはありませんが、過不足を覚えない、いいアンプだと思います。こちらの方は、組み合わせを変える予定はありません。

先ほど、スピーカーの向きを、もっと内側にしてみました。こうすると、広がりよりも奥行きが出て、音の位置がはっきりして来ます。あまりやり過ぎると、閉塞感が出て、響きも詰まらなくなります。ちょっとした調整で、スピーカーからの響きが部屋に馴染み、オーディオのことを忘れて音楽に集中出来ます。しかしこれも、スピーカーからの音に不満を覚えないこと、という条件が背景にあります。真空管アンプと違って、トランジズタ・アンプは、特別なものを持っていない分、聴き手側からスピーカーの置き方の調整してやることが必要かもしれません。今、結構よく鳴っています。

調整用にツェヒリンのCDを掛けています。最初聴いた時から音楽がすんなり入って来て、特に意識しなくても音楽に適度に集中できる感じです。とてもしっかりしたテクニックと音楽への深い理解を持ったピアニストだと思います。この様な印象を受ける演奏家として、すぐヴァイオリニストのカール・ズスケを思い出しました。慌てず騒がず、と言って地味でもなく主張もあります。スピーカーの向きを調整したら、ピアノの低音の響きが強く出る(聴こえる)ようになりました。大きなテンポの変化や強弱の変化、独特の歌い回し、あるいは充実した和音の響きのような、誰にでも特徴が分かるような演奏に比べ、微妙な音の絡み合いやバランスの変化が味わいとなっているような演奏を聴くときは、演奏会場での聴く場所や、部屋ではオーディオ装置の調整が大事だと思います。それにしても、ツェヒリンの演奏は素晴らしく、シューベルトのピアノ・ソナタを、これだけ気の緩むことなく鑑賞出来たのは初めてです。

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また来た!:LPプレーヤーDP-47F

Dp47f_2 一度凝り始めると、満足するまでのめり込む性分で(但し、予算等の制限は守るので、大したことは無いのですが)、またLP(レコード)プレーヤーを入手してしまいました。DENONのDP-47Fという、フル・オートプレーヤーです。LPをターンテーブルに載せてスイッチを入れる、後はCDプレーヤーみたいに自動で再生が開始・終了します。このプレーヤーの面白いところは、針圧調整やインサイドフォース・キャンセラーも電子的に行うので、最初にアームのバランスをとった後は、再生中でも、つまみ一つで調整できることです。これは、本当に楽です。

2m_2 肝心の音の方ですが、いろいろカートリッジを取り替えてみましたが、低音がすっきりしていて、歪んだ感じが少なく、残響感がよく出ます。音場は少し小さ目に感じます。おとなしい感じで、物足りなくも思えるので、何か相応しいカートリッジがあるのではないかと思い、いろいろ替えてみて、結局オルトフォンのMM型の2Mredというカートリッジに落ち着きました。このメーカーらしい音作りで、結構オルトフォンっぽい低音も出ます。写真に小さく写っていますが、ボディの一部が赤色になっていて、見ていても楽しいものです。

他にも、今回SHUREのM44Gという古くから出ている廉価なカートリッジを入手し、YAMAHAのプレーヤーにセットしてローリングストーンズのLPなどを聴いてみましたが、これが結構バランスの良い音で、これも十分に楽しめるものと思いました。25年前に偶々使っていたクリスタル・カートリッジの音を思い出しました。

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”おまけ”のカートリッジの正体:SHURE M75

R47 先日入手したターンテーブルTT-61のついたLPプレーヤーを、家人の部屋から居間に持って来て、メインの装置にShurers_2 つないで使ってみています。メーカーのよく分からないカートリッジでしたが、ベートーヴェンの荘厳ミサ曲のLP(カラヤン指揮、ヤノヴィッツやヴンダーリッヒの歌っている録音)を聴きながらプレーヤーの調整にスピーカー間に近寄った時に、管の囀りのような響きがとても雰囲気よく空中に拡がりました。こんな素晴らしい部分があったのかと、改めて感激してしまいました。しかしそれにしても、なかなかのカートリッジではないかと、あらためてカートリッジを眺めて見ると、ボディーにREALISTIC R47EBと書かれていました。針の側にはSHUREと書かれています。「カートリッジ REALISTIC」でインターネット検索すると、アメリカでよく見かけるRadio Shackという店に、SHUREがOEMで出している製品であることが分かりました。その後、交換針情報や写真でいろいろ見てみると、どうやらM75に相当するものの様です。このモデルはM44とM97の中間に位置に、今は生産していないようです。V15TypeⅢに比べると、少し太めの音がしますが、特に過不足なく、またノイズ感も少なく、それなりにバランスのよい音がします。丸針を使っているように思います。このLPプレーヤーの前(あるいはもっと前)の持ち主は、どこでこのカートリッジを手に入れたのでしょう。

その後、ジョン・コルトレーンや長谷川きよしのLPを掛け、音の聴こえ具合を楽しみ、しばし”オーディオマニア”をやっていました。

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また、新しいLPプレーヤー:TT-61

先週SME-3009Ⅱを取り付けることになったターンテーブルTT-81(ダイレクト・ドライブ、クォーツロック)は家人用のものだったので、代わりのものを中古で探すこととし、同じビクターのTT-61を見つけました。TT-61はクォーツロックではないローコスト品ですが、ゴムシートはTT-81と同じものが付いていたり、期待していいものと思いました。昨日、土曜日に届いたものを見ると、ビクターのトーン・アームが付いたケースに入っており、すぐ使えるようになっていました。ところが、電源を入れてみると、調整用のつまみを一杯に回転させてもターン・テーブルの回転が遅く、そのままでは使えない状態でした。

こういうこともあるものと気を取り直して自分で直せる範囲でと思い、一旦ターン・テーブルをケースから外して、サーボ系の基板の周りのカバーケースを取り、3個付いていた半固定抵抗の中から1個、狙いをつけた(:この辺りが、長年の経験)半固定抵抗を調整してみたところ、回転を正常にすることが出来ました。その後、他の2個の半固定抵抗もいろいろ調整してみて分かったことは、安定に回転させるための調整代がとても狭いことでした。以前、TT-81の回転がおかしくなり、メーカー修理に出したことがあったのですが、この半固定抵抗を調整すれば自分で直せたのかもしれません。何れまた、調整しなければならない時が、来るかもしれません。

Tt61 調整したLPプレーヤーで、いろいろカートリッジを取り替えてLPを聴いてみました。一応それらしく鳴りますが、「これは!」と思うようなハッとする響きにはなりません。そこで、もともと(”おまけ”みたいに)付いていたメーカー不詳のカートリッジを付けて、音のバランスが良くなる辺りの針圧にしてみると、これが結構いい感じなのです。針のコンプライアンスとトーン・アームの質量の関係等、組み合わせの妙という処でしょうか。途中、オルトフォンのSPU-GEを付けて見ましたが(写真)、結局、もとのYAMAHAのLPプレーヤーYP-D9の方で鳴らした方が、バランスもスケール感もいいため、結局、TT-61をつけたLPプレーヤーは”おまけ”のカートリッジを付けて家人の部屋に予定どおり納まりました。

上記の調整作業中、いろいろLPを聴きましたが、その中でマーラーの交響曲第1番「巨人」、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮ボストン交響楽団の演奏をSPU-GE、YP-D9の組み合わせで聴きました。数日前に他のLPプレーヤーで聴いた時には、少々ピンとこなかったのですが、実に堂々とした、バランスのよい演奏に聴こえて来ました。

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ターンテーブルの修理:遂にTT-81とSME3009の組み合わせに

1週間ほど前の9日(土)に、DENONのターンテーブルDP-3000が回転しなくなりました。時々動いたりするのですが、すぐダメになります。ひっくり返して基板等を見ました、一目で分かるような接触不良やヒューズの断線はなく、こうなると自分では直せないので、別の対策をたてました。使っていなかったビクターのターンテーブルTT-81付きのLPプレーヤーを引っ張り出し、付いていたアームをSME3009に替えることにしました。元々、既に持っていたTT-81つきのプレーヤーにSMEのアームを付けたくてDP-3000とSMEのセットになったプレーヤーをオークションで買ったのですが、今その計画がやっと実行されました。

Tt81a SMEのアームを取り付けるために、台に細長い穴をあけなければならず、糸鋸を買って来て作業しました。寸法取 Tt81bり、穴あけ、取り付け、位置調整、全部で2時間掛かりました。今、いい音 で鳴っています。カートリッジはSHUREのV15typeⅢ。少しアームの調整をしたら、リヒャルト・シュトラウスの「影のない女」(カイルベルト指揮)のLPがよく聴こえて来ました。針圧調整等に敏感で、なるほどSMEはよく出来たトーンアームだと思います。

India1先週日曜日の朝に出発し、今朝(日曜日に)成田に帰って来ました。インドに行っていたのです。出発前日に、突然LPプレーヤーの具合が悪くなり、旅先でも、時々どう直そうかと考えていました。ニューデリー辺りしか見てきませんでしたが、インド、ちょっと不思議な国ですね。いい経験が出来ました。人と車の混雑は凄いものです。水には気をつけていたので、体調を崩すことなく、タンドーリ・チキン他、食事を楽しめました。ビール等、アルコール類の入手が難しいので、寝るときは、息子が歌ったエリアやメサイアからのアリアやレスピーギの歌の録音を聴いて寝ました。

インドからは夜行便で帰って来て、よく眠れなかったので疲れていたのですが、昼から夕方まで一旦寝て、それから糸鋸を買いに行って作業しました。我ながら、自分はホントーに趣味に一生懸命な人間だと思います。

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真空管アンプ修理中の深夜の訪問者

昨晩、真空管式メインアンプ、KMQ60の左側の音がおかしくなり(小さく、しかも歪んでいる)、いろいろ調べてみると、抵抗が一個、断線状態であることがわかりました。こんな時のために、交換用の抵抗を買っておいたのが役に立ちました。容量が変化してしまっていたコンデンサー2個も取替え、見事復調。他の部分の電圧調整用の半固定抵抗も、1個不安定だったのを見付け、左右の回路まとめて計2個、取り替えました。

ところで、修理が終わりかかった深夜2時頃、ふと大きな黒い影が数回、目の隅を過ぎりました。初めは、黒い蝶かなと思って顔を上げて見ていたのですが、どうも羽の形が違い、胴も大きいようです、と言って、蛾でもない。なんと蝙蝠でした。網戸をしており、どこから入って来たのか分からないのですが、とくかく、目の前をぐるぐる飛んでいます。窓を開け、カーテンも開いたのですが、蛍光灯の周りを凄い勢いで旋回するばかりで、出て行ってくれません。電気を消しても駄目。そのうち、疲れたのか、壁にとまってしまいました。近くでよく見ると、結構可愛い感じです。しかし、泊めてあげるわけにもいかず、外に行ってもらうことにしました。家人が箒を持って来てくれたので、カーテンをさらに大きく開け、箒の先で蝙蝠を促し、再び旋回を始めて数分後、何度目かの小生の箒の振りがうまく飛んでいく後ろからヒットして、無事、蝙蝠を屋外に出すことに成功し、蝙蝠は、すぐどこかに飛んで行きました(映画で観るような怪物となって襲って来ないかと、一瞬本気で構えましたが)。

01 窓を閉め、修理を終えて布団に横になって時計を見ると、午前2時45分。修理の終わったアンプを使い、小さい音でベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番をポリーニの演奏(LP)で聴きながら寝ました。LPプレーヤー(KP-1100)は演奏が終わると、自動的に針が上がり回転が止まる機能が付いているので、便利です。

01_2 朝、修理したアンプの調子を改めて確認してみると、音量も以前より出るようになっており、やっと下の部屋にあるSQ38FDと同等の性能が出るようになったと思います。それにしても、深夜の訪問者には驚きました。今日は、朝、ポリーニのLPを再度聴いて後半の部分でちょっと感動したり、下の部屋で家人のリクエストによるラヴェルの「高雅で感傷的なワルツ」(ピアノ:モニク・アース(左写真)、LP)を聴いたりしていました。モニク・アースは確か安川加寿子さんが師事していたのと同じラザール・レヴィに師事していたように思います。的外れかもしれませんが、演奏のゆったりした感じが、両者に共通しているように思います。出会いとは面白いものです。家人が「蝙蝠さん、どうして来たのだろう。」と言っていました。

02 ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第32番の最後の方は、ベルリオーズの「ファウストの劫罰」の最後の部分、マルガリータの昇天の場面を連想させます。以前、「ファウストの劫罰」を劇やバレエ、さらにオケの後ろに大きなカンバスをおいて演奏中に絵を描くという企画のステージで観て聴いたことがあるのですが、それを思い出しました。ステージの様子や歌声は何となく記憶があるのですが、オケの音はほとんど覚えていません。ピアノ・ソナタの方は、中学生の時に初めて聴いたバックハウスの古い方の録音の印象が強く、それが自分には特別な価値があるのですが、ポリーニのピアノも、とても聴き応えがあって時々聴きたくなります。

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真空管プリアンプ:久しぶりのキット製作

アレックス・シアラーの「13ヵ月と13週と13日と満月の夜」を読みました。魔女が出て来るお話です。これも、とても面白く読めました。アイデアに富んだストーリーと、感受性に満ちた表現が素晴らしい本でした。

聴く時間も禄にないのに、相変わらず聴きたいと思った中古LPを買い漁り、置き場所に苦慮するようなことをしています。お盆休みに少しまとめて聴いてみようと思っていましたが、他にもやりたいことが出て来て、まだ多くは聴けていません。”やりたいこと”というのは、真空管アンプのキットの製作です。カタログをずうっと眺め、後々までも使えるようなものにしようと、あれこれ組み合わせを考えて、結局、ELEKITから出ているプリアンプ、TU-875にしました。トーンコントロールは付いていませんが、私はトーンコントロールは使わないので、丁度いいと思いました。MCカートリッジやフォノ・イコライザーの部分はトランジスタを使っていますが、後は12AU7という真空管(3本)を使っています。12AU7、とても懐かしい真空管です。多分、昔のガラクタの入った箱を探すと、出てくると思います。キットについていたのはロシア製でした。カタログには、製作時間約10時間となっていましたが、11日(土)にそれよりは少し短い時間で作りました。もっとも、フォノ部が最初不調で、その原因(半田が糸のように細くなって、隣同士を短絡させていた)を見つけて直したので、結局は10時間以上、楽しんでしまいましたが。

Elekit 2階の部屋にあるLUXKITのKMQ60(メインアンプ)につないだところ、柔らかく、かつ繊細な響きで、期待以上の結果でした。左の写真で、左上に見えるのがプリアンプです(右上は、アキュフェーズのE-305V)。下の方にKMQ60があり、その前に、最近リサイクルショップで見つけたSTAXのSRS-2020というイア・スピーカー(ヘッドフォン)が写っています。昔、同メーカーのSR-3というイア・スピーカーを使っていましたが、大きな音が出なくなったので、仕舞ったままにしてあります。つい最近SR-2020を思わぬところで見つけ、手頃な値段になっていたので思わず買ってしまった訳ですが、音の耳あたりの良さと広がりを感じさせる響きが特徴です。夜、寝るときに使うことが多そうです。FMを聴いているときは、眠くなってスピーカーからの音を止めるのが面倒なのですが、これですと、外すだけで済みます。

私はエアコンを使うのが好きではないので、このところ汗だくになりながら、音楽を聴いています。一番最近聴いたのは、ブリテンの「戦争レクイエム」です。入手した後、聴かないままになっていたのですが、先日、他の方のブログで同曲について書かれていたのを読み、聴きたくなったものです。完成後間もないプリアンプを使いましたが、音の良し悪しは二の次となる曲です。聴いていて、このところ墓参りは乗り物の関係でお盆の時期以外に行っているのですが、今年はまだ日程を決めかねていることを思いました。就職した後、仕事のことで頭が一杯になるようなことが多かったのですが、この頃は昔のこと、今まで経験して来たことを振り返ったり、何と無く思い出したりすることが多くなりました。

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トリオのチューナーつづき

TRIOのKT-8000というFM専用のバリコンチューナーを中古で入手しました。少しくすんだ感じの落ち着いた音で、個々の音の焦点がしっかりとしていて奥行きと広がりを感じさせ、低音もよく伸びていて堂々とした音がします。

久し振りに、FM放送を長く聴いています。面白いですね。車を運転している時はよく聴くのですが、家でゆっくり聴くことはあまりありません。KlipschとSX-3を切り替えながら聴いています。SX-3の方は低音と中・高音の音色のつながりが少し気になることがあり、アッテネータをほんの少しずつ調整しています。箱のおき方をもっと工夫するといいのかもしれませんが、まだ微妙なところが残っています。これが、SX-3が後にモデルチェンジを行った理由なのかもしれません。ビクターのSX-500ドルチェやSX-311も持っており、家人が時々聴いています。それらはアッテネータは付いておらず、それぞれ音色が統一された特徴のある音がします。少し前に入手したTRIOのAM/FMチューナーは、LE-8Tのある部屋で使うこととし、それまで使っていたリサイクルショップで「鳴らないかもしれないから」とただでくれたチューナーと替えました。これで我が家のメイン装置は、SACD/CDプレーヤー以外は、すべて1970年代~1980年代のオーディオ製品でかたまりました。新品で買い、比較的最近のものと思っていたアキュフェーズのプリメインアンプ、E305Vも、随分古い物になりました。

本当に久し振りに、FMの音が良く感じました。

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SX-3つづき

今日は、パスポートの更新手続きのため休みを取り、朝早々に手続きを済ませた後、家で時々e-mailで仕事をしながら、もっぱらビクターのスピーカー、SX-3のバランス調整をしています。短期間の慣れで耳がだまされないように、そばにあるKlipschのスピーカーを参照して耳の感覚を戻しながら調整をし、大体いいところまで絞り込めたようです。厚みのある音で、なかなかいい音がします。さすがに人気のあったスピーカーなだけあります。魅力を感じます。若い頃には、そうは感じなかったように思いますので、自分の変化に気付きます。SQ38FDがスピーカーをよく支えていることにも思いが行きます。調整の際に聴きていたのは、「イパネマの娘」です。そういえば、リオには2回行きました。治安が良くないと聞いていたので、あまり出歩きませんでしたが、リオにいた間中、この曲のことを想っていたように思います。それと、ヴィラ・ロボスのギター曲のことも想っていました。最初に行った際、トゥリビオ・サントスのギターでヴィラ・ロボスの前奏曲と練習曲のCDなどを買って来ました。息子達のために、ブラジルのサッカーチームのユニフォ-ムも買って来ました。

最近、LE-8TにつないだYAMAHAのトゥイーターの音が耳につくようになったので、先ほどアッテネータを加えて少し絞りました、どうも、刺激的な音に敏感になって来た様に思います。

今、アンナ・モッフォの歌う「椿姫」のLPをSX-3で聴いています。モッフォの歌声は必ずしも特に綺麗という訳ではありませんが、やはり主役を歌うだけの存在感は感じます。プレヴィターリ指揮ローマオペラハウス管弦楽団は、結構スケールの大きい落ち着いた響きを出しています。古い演奏録音を古い装置で聴きながら、夏の暑い一日を過ごしています。

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ビクターのSX-3とトリオのチューナー

前から気になっていたビクターのスピーカー、SX-3を中古オーディオ店で偶然見つけ、手頃な価格だったこともあり、すぐ家に送ってもらいました。25cmのスピーカーとトゥイーター付いています。SQ38FDにつないで音を出してみると、鮮明さはありませんが、少し太めの音で柔らかい音がします。嫌味な低音ではなく、箱がしっかりしているのが分かる締まった音です。Klipschとは随分違いますが、こういう響きも悪くないと思います。

今日、やはり中古で見つけたTRIOのFM/AMチューナーが届きました。シンセサイザー型ではなく、バリコン型です。すっきりした、耳の疲れない音がします。SX-3につないで聴くと、いかにもラジオという感じの音がします。

こんな調子で、LPや古いオーディオ装置が我が家に溜まって行きます。勤めがあるので、夜更かし出来ませんが、いつまでも懐かしい音に包まれていたいと思います。

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真空管アンプ雑感

今日、久し振りにオーディオ店に行き、真空管アンプに関して情報を仕入れて来ました。まず、A.U.店。LUXMANがプリメインの新モデルを出していました。出力はEL84(6BQ5)のプッシュプル、10W+10W(8Ω)です。160Kほどで買えそうです。今後の球の入手を考えて、3極菅ではないですが5極管のこれを選んだようです。6BQ5、懐かしいです。中学生の時に6BQ5シングルでアンプを組立て、しばらく使っていたことがあるので平凡な感じもします。入手まで、注文して半月から1ヶ月程掛かるそうです。店にあったJBLとタンノイのスピーカーを使って聴いてみました。まず、ボリュームを上げてもノイズがとても小さいのに感心しました。”音”はスムースですが、かなりソフトフォーカスに聴こえました。スピーカーの向きを調整すれば、音場はそれなりになるだろうと思います。後でトランジスター・アンプで聴くと、音がザラついて聴こえたり、自然の音と違うものを感じました。我が家で経験したのと同様です。

次に、K無線に行ってみました。真空管アンプのキットや完成品が幾つか出ていて、値段も手頃でした。少なくとも真空管アンプを使って、将来も音楽を聴くことが出来ることを確認しました。

結局、我が家で今使っている真空管アンプと同じものは手に入りませんが、”寿命”を気にせず好きに使って、次の時にはその時の状況次第で対応することが最善のようです。寿命は、やはり”球”次第です。

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