え? こんな酷いノイズが!:今度の中古LPプレーヤー
今日、新しい(?)中古のLPプレーヤーが届きました。ターンテーブルはビクターのTT-71という古いクォーツロックのダイレクト・ドライブ型のもので、DENONのものと思われるとてもシンプルなトーンアームが付いています。アームの重しの部分を針圧が読み取れる範囲を超えて奥にずらしたイレギュラーな使い方になりますが、オルトフォンのSPU-GEを使うことが出来ます。音を出してすぐに”軽く浅い音”という印象を持ちましたが、前の時と同様にキャビネットに鉛の重しを載せたところ、いつもの音になりました。
YAMAHAのLPプレーヤーが不調になった後に使っていたのは、ビクターのTT-61というクォーツロックではないダイレクト・ドライブ型のターンテーブルと、ビクターのトーンアームを組み合わせたもので、ノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じさせるいいものでした。しかし、どうしてもターンテーブルの回転調整に神経質になってしまうので、クォーツロック型に替えた次第。もっとも、クォーツロック型でも微妙に回転が揺れるのですが、私の(鈍感な)耳では気が付かないので大丈夫です。
今度のLPプレーヤーもノイズが少なくて静寂感と繊細さを感じるいいもの、と思ったところ、はっきりと感ずる低周波ノイズが聴こえて来ました。そのノイズは、回転に合わせてピッチが変わります。カートリッジを替えてもノイズが聴こえて来ます。キャビネットに耳を付けて聴いてみたところ、似たようなノイズは聴こえて来ません。ノイズは、針がLPの外周でも内周でも、どこにあっても聴こえて来ます。機械ノイズでも、電気ノイズでもなさそうです。はて?
ノイズを感じた時に聴いていたのは、カーリー・サイモンのLP、「トーチ」、26年前にアメリカで買ったものです。秋に向かって聴くには最高のアルバムの一つです。何故ノイズが聴こえるのか、不思議で不思議で... そこで、まさかと思いながらLPを他のものと変えたところ...ノイズが消えました。ノイズの発生源はLPだったのです。26年間聴いて来て、今まで全然気が付きませんでした。想像を絶する(酷い)品質管理のレベルの下で作られたLPだったのです。恐らく、マスターをカットする際にノイズが入ったのだと思います。
この間不調になったYAMAHAのLPプレーヤー、YP-D9は、案外と回転系からのノイズの大きいところがありました。アンプのボリュームを上げると、「がさごそ」と聴こえていました。もしかすると、LPプレーヤーが替って機械系のノイズが少なくなったために、LP自体からのノイズに気が付いたのかもしれません。何とも、教訓めいた経験をしたと思う次第。

















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